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『C家の一員にしてくれて有難う』 卒業生Hさん

 

ママとパパへ。小学2年生6月からの約11年間、育ててくれて有難うございます。パパとママの子どもになれたおかげで、沢山良い経験をすることができました。パパとママが聴覚障害を待っている方だと知った時、何故か不安には思わず、そんなことも気にせず、この方たちの家族になりたいと思ったのを、今でも良く覚えています。一緒に暮らし始めて、早速喘息にかかって入院したり、初めて小学校に行く時、電柱につかまって「行きたくない」って泣いたり、他にも沢山、迷惑かけましたね。そして何より、パパとママとコミュニケーション取れるようになるためだけに覚えた手話は、今後社会に出てとても役立つものだと思いました。良い機会を与えてくれて、本当に有難う。他にも陰で私をいつも支えてくれましたね。パパ、いつも家族のために一生懸命働いてくれて有難う。ママと喧嘩した時、仲介役に入ってくれて有難う。仕事大変なのに、送り迎えをしてくれて有難う。ママ、毎日おいしいご飯を作ってくれて有難う。朝早く起きて、お弁当作ってくれて有難う。お弁当があってこそ、毎日頑張って学校に行くことができました。最後になりましたが、東京の大学に進学するって決めた時も、心配しつつ「頑張っておいで」って応援してくれて有難うございます。ママに関しては、心配のあまりかすごく干渉してき、最近喧嘩ばかり、いや毎日して、ひどいことばかり言って、我儘ばかり言ってごめんなさい。こんな私をここまで育ててくれて、本当に感謝しかないです。離れてからも心配すると思うので、長期休みの時は近況報告と元気な顔を見せに帰ってきます。その時はよろしくお願いします。C家の一員にしてくれて有難うございました。大好きです。

 

『感謝を忘れずに、里子として誇りを持って』 里親CBご夫妻

 

小学校一年生の三月に初めてお会いしました。聞こえない私たちに、どうコミュニケーションを取ったら良いのか、緊張していたのを覚えています。最初は筆談から始まり、会うたびに、手話を覚えたほうがノートとペンが不要になることを悟り、2か月後に手話の一部である指文字を三日で覚えたことは、びっくりしました。体が弱く喘息がひどくて、入院し学校を休みがちでしたが、中学校から徐々に丈夫になり、高等学校に入学した後に、「高校三年間は休まず頑張る」と宣言して、本当にやり遂げて、皆勤賞を貰ったことは驚きました。私たちが耳が聞こえないことで、電話を代わりに対応したり、外出の時には手話通訳をやってくださり、色々と不便な思いをさせていました。有難うございました。同居している、気難しく偏屈なおじいちゃんに対しても我慢してくれました。里親として、至らないところも一杯あったと思います。11年間、ここまでこれたのも、友達、学校、里親会、ケースワーカー、里親専門対応員の方々の、周りの支えがあってこそです。感謝を忘れずに、里子として誇りを持って、自分を大事にして充実した大学生活を送ってください。そして、楽しいことだけでなく辛いこと、困ったこと、不安な事、色々なことにぶつかっていくことと思います。困難をクリアして、成長していく姿を見ることが出来たら、私たちは嬉しいです。ずうっと見守っています。